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CHARACTER

籠倉 龍吾:大和 稟 

羽音 円香:上条 佑人 

リート=L=フューチャー:あっくん 

マイナ=レイラック:森永 新菜 

フォルテ=スト=アプマーシュ:小豆 戒斗 

神山 玲治:天満 ハル 

安里 響介:日野 あらし 

南部 誠治:W.インカネーション 

ドレイザー=アトラス:GOD@怪演隊 

ライル=マイローダ:相羽 丈 

リリィ:青井 凛 

メディム=レオネール:巫女兎 

バルディ=ドーン:宴M九段 

ルーザ=ヴォルカディア:妲己 

ラーゴム=シルヴァニロフ:相羽 丈 

地球圏統一連邦大統領:宴M九段 

オペレーターA:紅夕陽 

オペレーターB:W.インカネーション

議員A:相羽丈 

議員B:オガ

ヴォルカディア兵:

青原 蒼/抹茶粉/やまだあ/大和稟

???:青井凛

第2話 複製されし黒き虚神

◆S-13 【ドラグーン=作戦会議】

南部    「それでは、ブリーフィングを始める。ドラグーンの現在位置はココ、地球、月軌道を離脱して、救難信号の発信場所へ現在移動中だ。 そして、白色彗星もまた、その進路の先に位置している」
リート    「ドラグーンの航路上に、電波を発信しそうな星ってあるんすか?」
南部    「いや。太陽系近海には文明をもつ惑星は確認されていない。電波の発信源が惑星ではなく、我々のような宇宙船などであることも予想される」
マイナ    「一つだけ、有機生命体が生存可能と思われる惑星がありました。ドラグーンの現在位置からおよそ1週間の距離にある、惑星Ω-46(フォーシックス)です」
玲治    「じゃあ、そこに誰かが隠れおおせて、僕たちにメッセージを送っている可能性も」
南部    「否定は出来ない。つまり我々は一旦この惑星Ω-46を目指し、現地での調査を行う。然る後に、白色彗星への航路を取り、コンタクトを図る。我々のミッションプランは以上だ」
響介    「戦力の確認をしようぜ。結局のところ、今の俺達にゃどれだけ戦う力があるんだか、皆よく分かってねえだろう」
南部    「そうだな。頼む」

響介    「ようっし。今回俺達が調達できたサウンドマシン、及び機動兵器は、締めて九体。コスモソニックが2機、マシンラウター、ドレッドノート改、アークセルバー、アレグレッダー、アクトバーンVXに、ハイパージェイドGSX。……以上だな」
マイナ    「あら? ドレイザー=アトラスのビッグドレイザーは?」
玲治    「師匠は、単独行動をするということで、今回ドラグーンには乗船してないんですよ」
リート    「偉そうな口きいといて勝手な野郎だな」
南部    「まあ、あの男のことだ。我々の足を引っ張るようなことはせんだろう」
円香    「でも、困りましたね。今の戦力だと……」
メディム    「はい。サウンドジェネレターαを装備した機体は、アクトバーンVXのみです」
フォルテ    「しかも……エニカがいない以上、最大出力のVXドライブはできないよ。タイプβよりは高出力が期待できるけど、前の大戦の時みたいな無茶はできない」
南部    「ふむ…… やはり彼が持ち去った5つのスーパーサウンドマシンが必要になるのか」

響介    「円香。お前、龍吾の野郎とは連絡取れねえのか?」
円香    「私もこの6年間会っていません。もちろん連絡も… 今どこで何をしてるか全く知らないんです」
南部    「弱ったな…… スーパーヴァリエントウォーリアーの最高出力が必要になるかもしれん時に」
玲治    「龍吾先輩を探しだすのが先決……ということですかね」
リート    「でもどこを探すっていうんです?手がかりもないんじゃ探しようが無いっすよ」
円香    「……多分、大丈夫だと思います」
マイナ    「どういうことですか?」
円香    「龍吾なら、きっと今回の異変に気づいてると思う。いくら戦うのが嫌になったからって、戦いを放棄して逃げ出すこともできない性格だから…… きっと白色彗星に向かう道のどこかで、会えると思います」
響介    「ま、その件に関しちゃ、ウダウダ言ってもしかたねえ! Ω-46に急ごうぜ!」

◆S-14 【ヴォルカディア帝国】

ラーゴム    「ご機嫌麗しゅうございます、大女帝ルーザ様。戦闘隊大隊長ラーゴムでございます」
ルーザ    「ラーゴムよ。貴君の艦隊は良い戦果を上げている。地球侵攻作戦は順調に進んでいるようだな」
ラーゴム    「はっ! その地球から、我がヴォルカディア帝国に進路を取る勢力を発見しました」
ルーザ    「何? なんだそれは?」
ラーゴム    「地球防衛隊ドラグーンです」
ルーザ    「ドラグーン? 我らが産み落とし機械生命体WOTGUを壊滅せしめた部隊か?」
ラーゴム    「ははっ!」
ルーザ    「しかし、たとえドラグーンが相手でも、我らヴォルカディア帝国軍には手も足もでまい。何せやつらが犠牲を厭わずに要約勝利したあのWOTGUも、我々が作り上げた傀儡人形……奴らに一体何ができよう。ラーゴム、連中の処遇は貴様に任せよう。存分に戦うが良い」
ラーゴム    「御意っ!」
ルーザ    「地球か…… 青く美しき生命にあふれる星……長きに渡り足を踏み入れずにいたが……ふふふ……ふふふふふふ……」

◆S-15 【籠倉龍吾 追憶のコックピット】

龍吾    「よし…… 移動目標設定。だいぶ戻ってこれたなぁ……」
龍吾    「6年か。皆……元気にしてっかなぁ……」

龍吾    「これが……最後の戦いか……」

◆S-16 【遭遇戦 Ω-46】

​メディム    「Ω- 46を捉えました」
リート    「あれが、Ω- 46…… なんか、寂しい星だな……」
メディム    「Ω- 46より、微弱ですが特殊な電波をキャッチ…… これは、例のメッセージです!」
南部    「解読してくれ」
メディム    「はい……!」
アルマ    「宇宙の皆・・・。私・・・星雲のアルマです。 巨大な彗星は、次々と・・を破壊しています。このままでは・・ん宇宙が壊滅させ・・られてしまいます。どうか立ち上が・・て下さい。時間・・ありません。 一こ・・も早くこの危機を救・・・」
玲治    「この距離でこれしか傍受できないってことは、電波妨害がされてるってことですかね」
響介    「ああ…… そのようだぜ」 

 (鳴り響くアラート)
メディム    「Ω-46より機影多数!こちらに照準を合わせている模様!」
響介    「メッセージを誰が送ったか知らねえが、この場を切り抜けるのが先だ」
メディム    「総員、第一戦闘配備!総員、第一戦闘配備! 謎の識別信号を持った艦隊に遭遇。これよりドラグーンは戦闘に入ります」
響介    「いよぉォォし!俺も出撃だぁ!! うお~~っとぉぉ!!?」
南部    「お前はブリッジから動くな」
響介    「ゲホッ!ゲホッ! な、何しやがんでい!俺が出なきゃ話になんねえだろうが!」
南部    「誰が艦の指揮を取るんだ?」
響介    「んなもん、お前かメディムがやりゃあいいじゃねえか!」
南部    「メディムはオペレーターの仕事があるだろう。そして私は戦術士官ではない。それに連中との交渉に私が立ち会った場合の指揮はどうするんだ?」
響介    「ぐっ!!」
南部    「響介、お前が艦長だ。しっかりやれ」
響介    「くううううっそおおおおおおお!」
 

◆S-17 【The judge of EarthGarde】

リート    「久しぶりの実戦だぁ!腕がなるぜぇ!」
マイナ    「リート曹長、前に出過ぎないで。わかってる?」
リート    「だーーから!俺は曹長じゃねえって!」
マイナ    「…… やっぱり、パイロットスーツの方が似合ってるわね」
リート    「え……?」
マイナ    「私のアレグレッダーが前衛に出ます。背中は任せたわよ」
リート    「しかたねえか! 了解了解!」
バルディ    「ハイパージェイドGSX準備完了ぉ! 悪者どもに、目にもの見せてやるわぁ!」
フォルテ    「敵勢宇宙人とは限らない。円香さんの言うように、和解の道だってあるはずだ」
バルディ    「相変わらず甘いなぁお前は。ジェイドがあの世で泣いてるぜ」
フォルテ    「なっ!」
響介    「おしゃべりはそこまでだ。作戦を伝えるぞ。単純だがよく聞けよ?」
響介    「向こうの目的は一切不明。攻撃を仕掛けてくるまで、俺達からは一切手を出すな。あくまでも俺達に交戦の意思がないことを伝えた上で、やっこさんが武力で応える場合は、こちらも応戦だ」
メディム    「! 目標から通信が入りました」

南部    「つないでくれ」
ラーゴム    「太陽系第三惑星、地球からの御仁とお見受けする。私はヴォルカディア帝国軍戦闘隊大隊長ラーゴム大佐だ」
南部    「こちらは、地球圏統一連邦軍 独立遊撃艦ドラグーン。作戦参謀の南部誠治少将だ」
ラーゴム    「我が帝国の総帥、大女帝ルーザ様は、青く美しい星地球を大変気に入られている。全面降伏し、地球を大女帝ルーザ様へ献上せよ」
リート    「な、なんだぁ!?」
マイナ    「これは、交渉じゃないわね……」
南部    「待て、ラーゴム大佐。我々には交戦の意思はない。地球への移住や友好関係交渉については、我々が取り計らおう。むやみに血を流す必要は……」
ラーゴム    「通信は以上だ。お前たちの艦を破壊する」
メディム    「通信が切れました。目標の艦隊、こちらへ前進してきます!機動兵器の出撃も確認!」
響介    「これより、目標の艦隊を敵艦隊と判断する!野郎ども、歴戦を勝ち抜いた俺達の力を連中に見せてやれ!!」
リート    「待ってましたぁ!! リート=L=フューチャー アークセルバー、出るぜ!!」

マイナ    「マイナ=レイラック アレグレッダー、行きます!」
バルディ    「ハイパージェイドGSX! バルディ=ドーン! 出る!」
玲治    「神山 玲治 ドレッドノート改 発進します!」
円香    「平和は、勝ち取ることも維持することも……こんなに難しいのに。何で皆こんなに簡単に壊してしまうんだろう」
フォルテ    「円香中佐……」
円香    「フォルテ君。VXドライブ、何とか使わないで済ませよう」
フォルテ    「え?」
円香    「この戦い、私達もヴォルカディアの人たちも、誰も死なないで済むように頑張ろう」
フォルテ    「はい!」
フォルテ    「フォルテ=スト=アプマーシュ アクトバーンVX 行きます!」
円香    「羽音円香 マシンラウター、行きます!」
ラーゴム    「敵の数は少ない。赤子の手をひねるようなものだ! 全力で迎え撃て!」
ヴォルカディア兵「了解。目標、前方地球軍艦隊」
ヴォルカディア兵「この宇宙は、我々ヴォルカディア帝国のものだ!」
メディム    「敵の数、およそ300!」
リート    「くっ! 圧倒的な数だ!」
玲治    「討伐は効率重視ですね。撃破よりも動きを止める最小限の攻撃で切り抜けましょう」
響介    「数推しの相手なんざ、今に始まったことじゃねえぜ!一人あたり約30ちょい!動きを止めりゃそれで良い!」
メディム    「敵の機動兵器には生命反応がありません!どうやら遠隔操作の無人機のようです!」
リート    「なら話ははええ! 行くぜ皆!」
一同    「おう!」
バルディ    「一番槍、もらったああああ!」
バルディ    「一人30機なんてケチケチしねえで、40機でも50機でもやっちまうぜぇ!」
マイナ    「トルネードスピンナッコォ! 行きなさい!!」
バルディ    「うわっとぉ!!」
バルディ    「馬鹿野郎のコンコンチキが! ワシまでぶっ飛ばすつもりかぁ!」
マイナ    「あら。御免遊ばせ」
玲治    「負けてられませんねえ! ドレッドブレードの切れ味、見せてやる!」
玲治    「地球は僕たちが守る! 皇王族戦闘術、撃ノ形! 真っ向、粉砕!!」
玲治    「この方が、僕には向いている……!」
円香    「ラウター、行くよ! はっ! やぁ!! サウンドアタッカー!」
円香    「動きを止めるだけなら、この数でも十分相手にできる!」
ヴォルカディア兵1    「ラーゴム大佐! こちらの戦闘部隊が次々に動きを封じられています!」
ラーゴム    「おのれ…… 所詮傀儡人形か。私も出撃するぞ!」
ヴォルカディア兵1    「はっ!」
メディム    「敵無人機、半数は行動不能!順調です!」
南部    「よし。何とかなりそうだな。だが、無人機であれだけの動きをするとは……」
響介    「ああ、ちょっと気になるぜ……連中の技術」
メディム    「!? 敵の旗艦に高エネルギー反応! 何かが出てきます!」
響介    「何!?」
ラーゴム    「ふっふっふ! はーーーーっはっはっはっは!」
玲治    「あ、あれは!!」
バルディ    「で、でけえ! って、おいおいおい! ありゃぁ!」
マイナ    「な、なぜあの機体を敵が……」

ラーゴム    「ラーゴム=ザ=デウス!! ショーの始まりだああああ!」
フォルテ    「お、オーディン!? じゃあ、まさかライルさんが!」
円香    「そんなはずないよ! オーディンはWOTGUとの戦いで最終プログラムを使ってるし、ライルさんだってリリィさんと地球の故郷に戻ってるはずだよ!」
ラーゴム    「ふふふふ ははははは! 冥土の土産に教えてやろう。貴様ら地球人が倒した、WOTGU。あれは我々が開発した機械生命体なのだ」
響介    「な、なにぃ!?」
南部    「やはりな……」
響介    「そうか、あの無人機動兵器の動き…… どっかで見たことあると思ったぜ」
ラーゴム    「WOTUGは一度このオーディンの複製に成功している。そのデータを元に、さらに強化して作り上げた、このラーゴム=ザ=デウスで、貴様らを捻り潰してやるわ!」
リート    「ふざけんな! 所詮はデッドコピーのデクノボウだぜ! マイナ!合わせろ!」
マイナ    「りょ、了解! アレグレッドビーム!」
リート    「パワーコード!ブラスターーーー!!」
マイナ    「な!?」
リート    「弾かれた!?」
ラーゴム    「ふはははははは! 言っただろう、強化を施したとなぁ!」

リート    「うわあああああああ!!!」
マイナ    「きゃあああああああ!!!」
フォルテ    「リートさん!マイナさん!くっ……円香中佐!オーディンが相手じゃ、VXドライブを使うしか」
円香    「……くっ!」
ラーゴム    「はっはっはっは! 怯えろ!地球人!そして跪くのだ! はっはっはっはっは!!」
ライル    「ほほう。我がオーディンをベースに、随分無粋な物を用意してくれたものだな」
ラーゴム    「何!? だ、誰だ!」
ヴォルカディア兵1    「高速で接近する機体をキャッチ! シャトルが2機! 来ます!」
ライル    「我らが故郷の危機、星を守る防人たる私たちが、黙っていられるはずもなかろう!」
リリィ    「システム、オールグリーン」
ライル    「君に、フェアな戦いという物を教えてやる。オーディン=ザ=デウス、ショータイム!」
フォルテ    「オーディン! 本物のオーディン=ザ=デウスだ!」

円香    「じゃ、じゃあもう一個のシャトルは!?」
ドレイザー    「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ! 正義を守れと我を呼ぶ! 我が名はドレイザー=アトラス! 宇宙に求められし、最強の戦士なり!」
リート    「遅えぞ!おっさん! どこほっつき歩いてやがった!」
ドレイザー    「遅れた事については謝罪しよう。だが彼を招集するのにどうしても時間が必要だったのだ」
ライル    「故郷の街を復興させる傍ら、再び地球に最悪が訪れる日にそなえ、オーディンの修復をしていたのだ」
リリィ    「オーディン=ザ=デウスは人の手によって作られた偽りの神…… たとえ偽りの神だとしても、その力を受け継いだ私達には責任がある。神の力を悪の手先にはさせない」
ライル    「そのとおり。さあ、オーディン=ザ=デウスのパワー、惜しみなく振る舞ってご覧に入れる!」
ラーゴム    「おのれ!おのれ!おのれえええええ!!!! しかし、いくら本物でも、こちらは強化を施しているのだ!負けはせんぞ!」
ライル    「貴様がデウスの力を理解しているのなら、そうかもしれんが…… デウスは私が使ってこそ真の力を発揮するのだ!複製に負けるほど、おろかな私達ではない!」
リート    「おおお!! オーディン対オーディンだ!こんなのWOTUGの戦いの時以来だぜ!」
玲治    「見物してないで、援護しましょう! まだ周りの無人機は残ってます!」

ドレイザー    「遅れた分の露払いはさせて頂こう! ぬぅん!爆裂烈破ぁ!! 雷光落とぉし!!」
フォルテ    「円香中佐、僕らも行きましょう!」
円香    「いえ、ここは皆に任せましょう!」
フォルテ    「え!? ま、円香中佐!どこへ!」
円香    「考えがあるの!フォルテ君、ついてきて!」
フォルテ    「は、はい!」
ヴォルカディア兵1    「む、無人機がほぼ全滅!? そんなバカな!」
ヴォルカディア兵2    「敵の機動兵器2機がこちらに近づいています!」

ヴォルカディア兵1    「お、おぉお!」

円香    「ヴォルカディア軍の皆さん、この艦が艦隊の旗艦とお見受けします。速やかに降伏してください!」
ヴォルカディア兵2    「ラ、ラーゴム大佐! 敵の機動兵器がこちらに!!」
ラーゴム    「なにぃ!? これからという時にぃ!! 傀儡人形に頼りすぎたか!!」
円香    「私達は戦いを望んでいません!これ以上、血を流す必要はないんです! さあ! 武器を捨てて降伏しなさい!」
ラーゴム    「ふははは! 血を流す必要がないだと!? 笑わせるな!この宇宙は、力こそ全て!強いものが弱いものを喰らい、そして繁栄してゆく!それが命の定めだ!! 我が船もろとも、死ぬが良い!」
フォルテ    「円香中佐、危ない!」
円香    「!?」
ヴォルカディア兵1    「ラーゴム大佐ああああああああああああ!」 

ヴォルカディア兵 「ルーザ様あああああああ!」
ラーゴム    「ふはははは はっはっはっはっは!」
円香    「……なんてことを…… 許せない!」
フォルテ    「円香中佐!」
円香    「フォルテ君、∨Xドライブを!私が合わせます」
フォルテ    「了解!」
ドレイザー    「ライル=マイローダ! 我々で彼奴の動きを封じるぞ!」
ライル    「名案だ。引き受けよう!」
ラーゴム    「たかが人間の分際で何ができるか! おちろぉおおお!」
メディム    「敵巨大機動兵器に高エネルギー反応!」
南部    「まさか……」
響介    「オーディンの最終プログラムか!」
リリィ    「ライル。敵機動兵器、グングニル発動の確率97%」
ライル    「ああ、そのようだな。やはり、敵はデウスの使い方を全く理解していないらしい」
フォルテ    「アクトバーン! お前の力を見せてやれ!VXドライブ、起動!」
円香    「サウンドブラスター! フォーメーションVX! フォルテ君、ジェイド君の代わりにはなれないけど、行くよ!」
フォルテ    「はい!! うおおおおおおおおおお!」
円香    「フィールド全開!! ツインストライカー射出! 行って!」
フォルテ    「足を止めます! サウンドブラスター!シュート!」
円香    「1・2・3! 受けなさい、ツインストライカーカノン!!」
円香    「フォルテ君、後はお願い!」
フォルテ    「了解! これで仕留める! ブラスター接続! VXドライブ、エネルギー安定供給確認! 目標、ラーゴム=ザ=デウス! VXサウンドブラスター!響けえええ!!」

ラーゴム    「あはっはっは! !? ああああああああああああああああああ!!」
メディム    「敵機反応消失! 全無人機も完全に沈黙しました!」
響介    「いよっしゃぁ!」
南部    「全機帰投せよ。上陸部隊を編成し、Ω- 46に上陸する」
円香    「……言ったよ。武器を捨ててって……」

第2話 複製されし黒き虚神 終

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